盲目の落語家 桂福点さんの落語YouTube配信
私を検査に連れて行って 全盲の落語家が新型コロナウイルス関係の動画配信
2020 年 5 月 8 日
全盲の落語家、桂 福点(かつら ふくてん)さんが、「視覚障害者がコロナに感染したらどうしよう?」という心配にお応えして、落語を作ってくださいました。You Tube で公開されていますのでご紹介します。
眼の見えない人が新型コロナウイルスに感染したらどうする? 1 人では受診できないけどどうしよう? 同行援護は濃厚接触になるのでは? 知らない場所に隔離されたら生活できるのか? そもそも、日々の体温測定ができない(数値が見えない)場合はどうしよう? などなど、新型コロナウイルス感染に関係する視覚障害者の不安が、たのしい落語で分かりやすく解説されています。
ぜひ、行政の方、眼科医、支援者などに動画を見ていただき、視覚障害者の不安に対して具体的な対応を行政と視覚障害者・支援者で考え、その結果を地域で共有していただければと思います。
*行政への働きかけには、その地域の眼科医会、ロービジョンネットワークもご協力いただければと思います。
①私を検査に連れて行って -視覚障害者の不安分かりますか?
https://www.youtube.com/watch?v=x7Mv8hpV9zA
②私を検査に連れてって~同行援護実際編~
https://www.youtube.com/watch?v=1aJw0akZulk
③楽しい手あらい~わらってあらって、みんなでのりこえよう!~
https://www.youtube.com/watch?v=XeJmhx2BpdQ
手洗いの方法を楽しく解説。正しい手洗いで みんなでコロナを乗り越えよう!
国リハ医師研修生より
(国リハ医師研とは、国立障害者リハビリテーションセンターで開催されている「視覚障害者用 補装具適合判定医師研修会」の略称でありロービジョン検査判断料を算定するために受講必須の 研修会です。この記事はその修了生有志による執筆です。)
企画 日本眼科医会 公衆衛生担当